2015-07-28 第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
これを踏まえれば、まさに格差を二倍以内とすることが、最高裁が違憲無効と判断しない、そういう要件である、そのように我々は考えているわけでありますし、さらにその後、両案が出そろってからのマスコミの論調も、基本的には我々の十合区案の方が一票の格差の是正案としてはまさっている、そのように多くの報道でされているわけでございます。
これを踏まえれば、まさに格差を二倍以内とすることが、最高裁が違憲無効と判断しない、そういう要件である、そのように我々は考えているわけでありますし、さらにその後、両案が出そろってからのマスコミの論調も、基本的には我々の十合区案の方が一票の格差の是正案としてはまさっている、そのように多くの報道でされているわけでございます。
特例公債法案に対しては、二十四年度予算の組み替え動議等で具体的な是正案を示してきました。一票の格差是正については、〇増五減法案は我が党の提出法案です。野田総理も、優先的にこれをやると言っておられた。国民会議の設置に至っては、我々が提案したものであります。 これらの課題に積極的に取り組まず、むしろ、これらを盾にとり、その責任を野党に押しつけて、解散先延ばしと政権の延命に励む。
この較差是正についてなんですが、申し上げたとおり、今回、四・七五倍に減るという、まあ微減というか、びほう策と言わざるを得ないということだと思いますが、これまで積み重ねてきた各党間の話合いの中では、そもそも民主党は二・九六七倍、そして自民党は四・四八一倍という較差になるという案を示したにもかかわらず、そうした較差是正案よりも今回の法案の方が較差が大きくなってしまっている。
今後、抜本的な改革案を参議院が提示できるのか、参議院側の協議を見守りたいと思いますが、今回の与党案はあくまで小手先の是正案であり、とりあえずの棚上げ、先送りという政権の末期症状を示すものでしかない以上、民主党は反対の立場であることを明確に表明して、私の討論を終わります。 以上であります。(拍手)
今回の是正案におきましては、これまで改革案をつくっていただいた改革協議会の専門委員の方々、定数較差問題協議会の皆様方が真剣に議論をされて、そして参議院の審査を経て今日に至ることに、まずもって敬意をあらわしたいというふうに思います。その上で、幾つかお尋ねを申し上げたいと思います。 平成十六年一月十四日の最高裁判決では、平成十三年の通常選挙当時の定数配分規定はあくまでも合憲であったわけでございます。
○木原(稔)委員 今回の是正によりまして五・一八倍の最大格差が四・八四倍にまで縮小するということでございましたが、この五倍という数字をまたいで若干の是正を行いながら、参議院選挙の特殊性というものも維持しつつ、議論を重ねた結果、最終的にこの是正案に落ちついたのではないかなというふうに私は理解をしております。
○阿部参議院議員 満足な答弁にならないかもしれませんけれども、私どもも、今回の是正案は当面の、十九年選挙といいましょうか、最小限十九年選挙に向けての当面の是正案というふうに考えております。 御指摘のとおり、果たして参議院の公平な選挙制度とはどんなものなのか。
今回の定数是正案は、平成十六年一月の最高裁の判決が契機になっておるわけでございますが、これまで参議院において定数較差問題協議会、あるいは改革協議会の専門委員会の方で大変真剣に議論をしてこられました。関係の委員の先生方には敬意を改めて表したいと思います。
専門委員会の報告書では、複数の是正案が併記された上で、この法律案と同内容のいわゆる四増四減案が有力な意見であるとされたところでありますが、これを受けた参議院改革協議会では、平成十九年の次期通常選挙に向けて定数較差の是正を行うことではおおむね一致したものの、成案を得るには至りませんでございました。
その過程において、民主党は、現在の定数較差問題が、他の選挙区と比較して相当に人口の少ない選挙区が存在し、当該選挙区に対しても一定の定数を配分する仕組みを取っていることなどに起因するものであること、そのような下で選挙区の定数の増減を行うだけでは較差の是正には限界があることなどを指摘し、憲法の要請である投票価値の平等を重視する立場から、独自の較差是正案を提案してまいりました。
そこで、厚生省としては何らかの是正案を考えているんじゃないんですか。このまま、ただ呼んできて指導しました、日赤の担当者を呼びました、理事会は聞いて聞かぬふりをしておる、日赤の理事会は。聞いていないからこそこうなっておるんですよ。あなた方が指導しても、はいと言って、理事会の議事録をまだ出していない、その議論をしていない。
そういった点を踏まえてこの是正案、法案を出しているということをぜひともおわかりおきをいただきたい、こう思っています。
実は一昨日、自民党の研究会が特別養護老人ホーム、岡光さんの件で相当有名になりましたね、丸投げか何か知りませんけれども、それについての是正案を厚生省に申し入れたと報ぜられておりますが、厚生省としての今後の取り組みはいかがでしょうか。
すなわち、いわゆる逆転区解消だけに絞った結果、本是正案では議員一人当たり人口が最小の鳥取県と各是正選挙区との一票の格差は、北海道二・二九が四・五八、兵庫が二・九三が四・三九、福岡二・六〇が三・九一と、もともと二倍を超えている選挙区の格差を、是正の名のもとにさらに四倍前後に拡大する重大な改悪を行っているのであります。
○吉川春子君 九二年の十二月の道議会において、八増八減の是正案に反対とする全会派一致の決議が上がっております。これは、定数削減によって、参議院制度本来の趣旨や地域の特殊性が無視されるばかりか、選挙民の不平等感を一層増幅させる、また、北海道が広域ブロックという特殊性を有することから金のかからない選挙をめざす政治改革に逆行する結果を招きかねないと、こういうふうに指摘しているわけなんですね。
そこで、最近、実は与野党間でいろいろ協議が進められて、政党ベースでは大体取りまとめられた参議院の定数是正案、自治大臣、これはその合意された定数是正案でも六・四八倍が多少四・八一倍くらいになりそうだという話を聞いておりますが、とても三倍未満なんという話じゃない。こういうようなこと。これについては参議院の格差是正との関係でどのように考えるべきか、これは自治大臣から所見を伺いたいと思います。
選挙制度につきましては、海部内閣の三百対百七十一の並立制と野党の定数是正案の対立、百二十六国会における自民党の小選挙区制と野党の併用制の対立を経て、民意を集約する小選挙区制の特徴と民意を反映する比例代表制の特徴を両立させる制度として提起されたものでありまして、二票制、重複立候補を認める二百五十対二百五十の並立制は与野党が合意でき得るものであったはずであります。
それから、参議院につきましては、自民党さんの方も定数是正案を既に結論づけられておるわけでございますし、野党さんの方でもいろいろ審議がされているように我々は承知をしております。
次に、具体的な是正案は別紙に示したとおりであります。 この案は、基本原則に基づき、九〇年国勢調査確定値人口を基礎に作成しております。これに用いた具体的な是正方法は、まず九〇年国調をもとにして総定数五百十一を各都道府県に人口比例するよう配分し、次に各都道府県に配分した議席数を現行の選挙区割りをできるだけ尊重しながら、必要な場合は、合区、分区、境界変更による再編などの方法で選挙区を再構成しました。
このため、我が党は、去る十月二十日の政治改革協議会において、格差を二倍程度に近づけるよう漸次是正するという考え方のもとに、司法の判断に対する受け身の対応にとどまらず、実現可能なぎりぎりの緊急是正案として九増十減案を提示したところであります。
今回の定数是正というのは、県間格差をなくすとかあるいは逆転県をなくすとかということに着目した定数是正案ではございません。あくまでも個々の選挙区間格差を三倍以内に落とすということに着目して行った作業でございまして、先生御指摘のとおり、逆転県の問題等は相変わらず残っているということは事実でございます。
現行中選挙区制のもとでの格差一対二未満への抜本是正、二人区・六人区の解消をうたった八六年五月二十一日の本院決議に基づいた抜本是正を誠意を持って実行することが求められており、我が党は、昨年四月二十二日、選挙区間の格差一対一・五という抜本是正案を既に提示しており、その実現のため各党による誠実な協議を行うよう一貫して主張してきました。
○北川(昌)委員 さらに、二人区・六人区の解消という国会決議の問題でありますけれども、今回の是正案は、まさに人口万能といいますかによって是正されたものでもあると思いますけれども、そういう意味では、先ほども話が出ますが、過疎地域の問題については余り取り上げられていない是正だ、このように私は考えるわけですね。 とりわけ宮崎県の場合を申し上げますと、全体的には人口は減っておりません。